Googleデータポータル(旧:Googleデータスタジオ)で月々のレポート作成を簡単に!

2017.04.24/アクセス解析

「レポート作成より何をするべきかを考えることに時間を使いなさい!」

そんなメッセージがこもっている気がするツールです。
あくまで私がそう言われている気がしただけです。

今回はGoogleデータポータル(旧:Googleデータスタジオ)のご説明をさせていただきます。
基本的には『多様なデータを分かりやすく可視化して事業判断をしやすくする』ためのBIツールになります。
使い方もシンプルなのでみなさんもGoogleデータポータルを使いこなし煩わしい運用レポート作成から開放されましょう!

Googleデータポータル(旧:Googleデータスタジオ)とは?

Googleが2015年5月に発表したGoogle Analytics 360 suite製品シリーズの一つです。
データビジュアライズを行う製品、Google Data Studio 360の無償版です。

簡単にいうとオリジナルのダッシュボードがつくれちゃうツールです。
いままでGoogleアナリティクスのカスタムレポートで行なっていたオリジナルのダッシュボード作成がより簡単にわかりやすく作れるツールです。

特徴まとめ

データの可視化が簡単に

●BigQueryなどのデータを使って簡単にグラフが作れる
●GUIなのでデータの初心者でも気軽にいじれる
●グラフの上にマウスオーバで詳細情報が見れる
●データのセグメントが簡単に行える

PoweroPintの操作ができれば使える

●基本パワポの機能や使い方を踏襲してる感じ
●自由な場所に自由にオブジェクトが作れる
●マウスで簡単に作成完了

共有が簡単!

クラウド上での保存・管理
●他人とファイルの共有が手軽に出来る
●共同編集が可能

多様なデータソース

●Adwords
●BigQuery
●Google Analytics
●Google Spreadsheet
●JDBCでMySQLも使える模様
などなど幅広く対応!

できないこと・問題点

●インポート・エクスポートができない
●連携ツール以外のデータソースは使えない
⇒スプレットシートやDBにデータを入れて接続すればできる!

実際につくってみた

下記のURLをクリックして私が作成したサンプルを御覧ください!
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サンプル

見た目のレイアウト・デザインは適当に僕がしたものですので自由に変更可能です。
データソースは、Googleが提供しているデモアカウントのデータになります。
下記よりデモアカウントを追加することができます。
Googleアナリティクスの練習などにも使えるので追加してみてください。

デモアカウント

慣れれば30分かからないくらいでこれが作れるんです。。。
最初は絶望を覚えました。いままでの時間を返せと・・・

しかも驚くべきはセグメントをレポート画面で設定することができること!
上記のサンプルの期間などを選択してみてください!

期間・流入経路・デバイス・新規/リピートユーザなどの セグメントをレポート画面で選択することができます。
もちろん設定次第では、その他の指標でもセグメントをかけることも可能です。

さらに通常ではない指標を自分で設定できます。
上記のレポートでは「平均PV」という項目を作成しています。
「平均PV」とは1ユーザあたりのPV数の平均になります。
計算式を自分で設定することでその指標を利用することができるのです・・・

解析レポートを作成する際は 、指標を組み合わせ計算することはかなり多いです。
これが、エクセルで計算式をいれたり、電卓をポチポチしなくても利用することができるようになっています。

作成時の注意点

●データソース元のデータの意味や定義が理解ができていること
●異常値を除外できる
●データソース元の設定を理解している

上記をきちんと判断することができなければビジュアライズしても意味がありません。
その為、”だれでも正確なレポートが作成できる”ってわけではないので注意です!
異常値の見つけ方等々はこのブログで紹介していますので参考にしてみてください!
(下記の記事などなど)

異常値を除外して正確な計測を!Googleアナリティクスのフィルタ設定

トップページが2つ?Googleアナリティクスのデフォルトページ設定で解決!