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GoogleアナリティクスでURLが変わらないフォームを計測する方法

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入力画面・確認画面とURLが変わらない仕様になっているフォームがよくあります。
計測タグはURL別でアクセス数を計測するため、
入力画面から確認画面に遷移しても2度同じページにアクセスしたことになってしまいます。

それがなぜまずいかと言うのはフォーム改善を行うときを考えるとわかります。
フォームの改善を行う際は、まずかご落ち率を見ることが多いのですがURLが変わらないと
Googleアナリティクスでかご落ち率を計算することができなくなります。

フォームの改善を行う上で重要な計測を行う方法をご説明します。

カゴ落ちとは?

f:id:info-snbi:20170419003352p:plain かご落ちとは、ユーザが商品を選択し、ショッピングカートに入れたにもかかわらず、 途中で買い物を中断してしまうことを表す言葉です。 せっかく集客しても途中で買い物を辞めてしまわれては穴の開いたバケツで水をすくっているようなものです。

こんな状態はリアルではあり得ませんがWEBでは当たり前に起きています。 このかご落ち率を下げコンバージョンまでスムーズにユーザを誘導することがフォーム改善では重要となります。 かご落ちは一般のネットショップで70%近くもあると言われています。

ユーザがフォームのフローの中のどこで離脱してしまっているのかを測るためにも 入力画面と確認画面のアクセス数が別々で取れていないと分析できないのです・・・

URLが変わらないフォームの計測方法

仮想URLの設定

今回は入力画面と確認画面が同じURLだった場合を想定して仮想URLを設定します。
仮想URLはトラッキングコードに一工夫します。

入力画面
<script>
  (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
  (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*newDate();a=s.createElement(o),
  m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
  })(window,document,'script','https://www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
 
  ga('create', 'UA-00000000-0', 'auto');
  ga('send', 'pageview', '/contact/input.html');
</script>
確認画面
<script>
  (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
  (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*newDate();a=s.createElement(o),
  m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
  })(window,document,'script','https://www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
 
  ga('create', 'UA-00000000-0', 'auto');
  ga('send', 'pageview', '/contact/confirm.html');
</script>

ってな感じで計測タグに一工夫を加えます。
どこに一工夫が加わっているかわかりますでしょうか?
最後の処理の第三引数として仮想ページビューのページパスを記述しています。(自由に設定いただくことが可能です。)
仮想ページビューを送るようにすることでURLが同じでも別々のページアクセスとしてデータを送ることができます!

コンバージョン設定

上記で設定した仮想URLを利用してコンバージョン設定を行うことでかご落ち率を計算することができます。 コンバージョン設定については下記の記事を御覧ください。

www.snbi.jp

上記の記事にあるように目標達成プロセスをきちんと設定することでかご落ちをきちんとみることができます。

かご落ち率計算式

(A)入力画面のアクセス人数(決済画面や住所入力画面)- 購入人数 =(B)買わずに離脱した人数 (B)÷(A)×100=カゴ落ち率

上記の公式を利用してかご落ち率を導き出します!
このかご落ち率を軽減させるように改善を行って行きましょう。
具体的なフォーム改善方法などについてもこのブログでご紹介していきます!