目標設定がないまま運用してませんか?Googleアナリティクスのコンバージョン設定

2017.04.17/アクセス解析

サイト運用を行っている中で目標設定を行なっていますでしょうか?

Webサイトで売上や問い合わせを増やしたいと考えているなら、
コンバージョンを適切に設定していくことは欠かせません。

コンバージョンの定義はWebサイトにより異なりますが、
Webサイトを作った目的・目標(コンバージョン)が必ずあるはずです。
基本的にWebサイトはこのコンバージョンを増やしていくために、
正しい設定を行い改善施策を行い続けていくことが重要です。

正しいコンバージョン設定をしていれば改善施策を考える際に非常に役立ちます。
今回はGoogleアナリティクスで出来る目標設定(コンバージョン設定)4種類をご紹介します。

Googleアナリティクスのコンバージョンの種類

到達ページ

最も一般的な目標(コンバージョン)設定になります。
特定のページを表示したことを目印にする方法です。
お問い合わせ完了などの完了ページを設定します。

訪問の滞在時間

サイトに訪問してからユーザがどれだけの時間サイトに滞在したのかを目標として設定する方法です。
ブランディングサイトやメディアサイトなど
明確なコンバージョンポイントがない場合に
サイトの内容理解が滞在時間に比例すると仮定して
コンバージョンとして設定する場合に利用します。

ページビュー数/スクリーンビュー数

ユーザが一定以上のページを閲覧したら目標達成とする設定になります。
ブランディングサイトやメディアサイトなど
明確なコンバージョンポイントがない場合に
回遊性の度合いをコンバージョンとして設定する場合に利用します。

イベント

クリックやスクロールなどGoogleアナリティクスのイベント設定を行っている数値を目標とします。
※予めイベント設定を行なっておく必要があります。

コンバージョン設定方法

今回はコンバージョン設定の9割が到達ページでの設定になるため
到達ページタイプのコンバージョン設定についてご説明します。

Googleアナリティクスの管理画面の
ビュー > 目標 > 新しい目標
で設定を行います。

目標設定

テンプレート内の項目を選択すると、標準的な目標を参考にできるため、
具体的なコンバージョンを設定するのに便利です。

目標の說明

目標の説明で「目標の名前」「タイプ」を設定します。
今回は「到達ページ」を選択します。

到達ページだけの設定でもコンバージョン数を計測することは可能ですがお問い合わせフォームなどの場合は、入力画面・確認画面と前のステップで閲覧するページを「目標達成プロセス」で設定します。
そうすることで、完了画面で仮にリロードをされても設定したプロセスを通っていないためコンバージョンとして計測されません。

コンバージョン設定を行なってから

目標設定していないと施策の効果検証ができず、サイト内の課題も分かりません。 
この記事を参考にコンバージョン設定を行なってみてください。

設定した目標値を追うだけでなく、コンバージョンしたユーザーとそうでないユーザーの行動の違いは何なのかという視点で解析を行なってみてください。

施策の効果検証やサイト内の課題抽出を行い、改善する施策を考え、実施を繰り返すことでサイトの目的に近づくことができます。